私共SCSは、日本向けに特化して上流工程から開発工程を経て維持工程(メンテナンス)までのソフトウェア開発・維持を行っております。その中で顧客満足度(高品質、納期厳守)を高めるためには、日本型開発手法を熟知し、その開発手法に沿った形でプロジェクトを推進していくことが重要だと考えております。
そのようなスキルを持ったシステムエンジニア(SE)を育てるためには、単に日本語を理解できるというレベルでの言葉の壁をクリアするだけでなく日本の企業文化、風習といった根底の部分を認識、理解し、調和していく必要があります。
このような考え方を基に、私共SCSは社員 特に日本向けに特化したSEの育成計画を実施しております。
1991年以降,一流大学卒業者を新卒定期採用
(復旦・上海交通・浙江大学・西安交通・ハルビン工業・南京大学等)
上海自社施設で9ヶ月間の日本語教育
(約1,000時間)
※教師陣は復旦大学日本語学部の支援を受ける。
日本語教育終了後、本社で1~1.5年間のOJT(開発業務)
※新卒入社後(赴日前)の研修通算約2年間
日本(東京支社)に転勤し、日本企業でのオンサイト・サービスに従事(OJT in Japan。原則3年以上)
※日本企業文化に慣れ、日本型開発手法に精通するフェーズに当たります。
<2007年 特定労働者派遣事業を取得>
OJT終了後、日本で勤務続行を希望する社員に1年毎の滞在延長を実施。(在日平均5~6年)
本計画に基づいて育成されたSEが、プロジェクトの「核」となっております。
Off-shore開発での経験を積んだプログラマー(PG)から定期的に人材を選び、6ヶ月間の日本語特別集中教育を行い、開発現場に戻し、PGからJSEへのステップアップをはかる。
Off-shore開発での経験を積んだJSE群から人材を選び、日本へオンサイトメンバーとして派遣し、JSEからSEへのステップアップをはかる。